聚遠亭

聚遠亭は、前庭からの展望絶景をたたえて「聚遠亭」という名が付きました。

見どころ

「茶室」は、安政年間(1854~1859)龍野藩主脇坂安宅公が京都所司代の職にあって御所が炎上した際、その復興に功績があったので、孝明天皇から茶室を賜り、心字池上に浮堂として移築したものといい伝えられ、庭園、池、杉垣などと調和し、桃山時代の書院造を模した風雅な数寄屋風の建築物です。
「楽庵」は、昭和58年ヒガシマル醤油株式会社の寄贈により利休居士十五世裏千家鵬雲斎千宗室御家元の御指導と御命名を頂き完成しました。間取りは八畳、六畳の広間と四畳の鞘の間を持つ本格的な広間の茶室です。
「御涼所(おすずみしょ)」は、藩主脇坂家の御涼所で質素勤倹の風のなかにも雅味のある接客、居住部門などの間取りや、意匠と構造に特徴があり、また床下の抜け穴等にも当時の面影を残しています。
茶室前の池のほとりには、龍野が生んだ詩人、三木露風の「ふるさとの」詩碑や、井原西鶴の句碑等が建っています。

 

場所

住所 たつの市龍野町中霞城6
入場料 無料
開館時間 午前9時から午後4時30分まで
休館日 毎月曜日(月曜祝日の場合は翌日)及び
年末年始(12月29日から1月3日まで)
お茶席 一服300円(楽庵ボランティアによる)
毎週土曜・日曜(1月・8月を除く、臨時休あり)
備考 建物(茶室・楽庵・御涼所)内を利用される場合は、事前に聚遠亭使用許可申請が必要です。
申し込みについては、たつの市都市計画課(0791-64-3164)まで。【建物内、飲食・飲酒禁止】

 

 

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